東京で芸能活動をする藍とみなみ。
週刊誌報道により活動自粛を余儀なくされた藍は、姉の家に身を寄せる。
順調に仕事を続けていたみなみは、スタッフとの関係をきっかけとして自信を失い、休暇をとる。
二人は、それぞれの家族や知人と久しぶりの時を過ごす中で、
ある女性アイドルの「休養」を知ることになるのだが……。
芸能界とその周りの人々の、
別れと再会と、
厳しく優しく降り積もる時間を巡る物語。
自己啓発本を読み、見事に感化され、人生の大いなる目標を書き留め、一週間の詳細な時間割を作成する。
鼻息荒く「明日から毎秒を充実させるぞ」と床に就き、目覚めてみるとあら不思議。
風邪をひいて丸二日間がパーとなり、時間割と人生の目標も消えている。
「日々を充実させたい」などという己の欲が浅はかなのか。
体調を崩し全ての計画を強制終了して寝込むその時間は、無駄なのか。
だいたい、人生は豊かに生きるべきものなのか。無為に過ごす時間は駄目なのか。
私はなぜ生まれ、いつどこで貴方と出逢い、どのように世界を去るのか。
朝には心を整えようと決意した高潔な自分が、どうして今夜、二時間もツイッターをスクロールし続けているのか。
などという、これまでずっと考えてきたモヤモヤと、
2020年以降のこの時間で抱えざるを得ないモヤモヤについて、
傍から見ると「全力で豊かに生きている」ように思われがちな芸能人が、
強制的あるいは自主的に「おやすみ」の時間を持つことをモチーフとして、
考えてみたい。
というのは、テーマについて無理やり書きだした文章ですが、
今現在も見つめながら、自分にとっては普遍的な問いに取り組んでみるつもりです。
うまくいくのか。
どうぞよろしくお願いします。
上野友之
浅見 紘至（デス電所）
鮎川 桃果
市原 文太郎
今治 ゆか（モラトリアムパンツ）
岡野 桃子（ヒノカサの虜）
川村 紗也
菊原 結里
國崎 史人
竹田 百花
都倉 有加
谷田部 美咲
1時間45分
…生配信あり
2021 年 9 月 6 日（月）10 時 発売開始
［対象公演］全公演 ／ 全席指定席
事前決済で
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必ず【新型コロナウイルス感染予防策とお客様へのお願い】をお読みいただき、ご了承の上でご予約ください。
［対象公演］10 月 6 日（水）19:00公演のみ
2,500円
劇場での上演を３台のカメラで生配信でお届けいたします。
また公演終了後2週間（10月20日19時まで）は、何度
でもアーカイブ視聴可能です。
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下北沢 駅前劇場
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F
TEL＝03-3414-0019
下北沢駅・京王井の頭線「中央口改札」または
小田急線「東口改札」より徒歩約3分
脚本家/演出家・上野友之主宰のユニット。
2003年より活動開始。
恋愛群像劇を中心に、現代の人間関係を様々な角度から描く物語を創作する。
2017年頃よりフワッと充電期間に入り、2021年より演劇公演を再開。
